この講座は全４回の講座です。

　　第１回　平成２７年６月１８日（木）　　　

　　第２回　　　　　　６月２５日（木）　　　　　

　　第３回　　　　　　７月　９日（木）

　　第４回　　　　　　７月１６日（木）

　時間は、いずれも午前１０時から正午までです。

ＤＶ（ドメスティック・バイオレンス）とは、配偶者や恋人など親密な関係にある人から振るわれる暴力のことを言います。内閣府の調査（※１）によると、ＤＶの被害経験があると答えた人の割合は男性よりも女性の方が高くなっています。その背景には、男性優位の社会構造やジェンダー（※２）意識があると言われており、個人の問題ではなく社会の問題として捉え、被害者の支援をすることが重要な課題のひとつとなっています。

この講座は、ＤＶの被害を受けた人が力を取り戻し、自立していくための支援を行う団体の活動等に協力できる支援者を養成するものです。全４回を通して必要な基本的知識や心構え、グループ活動の意義等について学びます。

修了生は、既存のＤＶ被害者支援のための自主グループに加入する、新たに自主グループを立ち上げる、既に加入中の他分野の団体活動の中で知識を活かすなど、様々な方法で被害者支援に携わっています。

※１　「男女間における暴力に関する調査」（平成２４年４月）

※２　「男はこうあるべき、女はこうあるべき」といった社会的・文化的につくられた性差